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May 2005

■孤独の歌声

天童荒太著(新潮文庫)

婦人警官、朝山風希が連続殺人犯を追い詰める
緊張感溢れるシーンは、トマス・ハリス原作、
ジョディ・フォスター主演でアカデミー作品賞を
獲得した映画「羊たちの沈黙」を彷彿させる。
風希が抱えるトラウマ、少女時代のある出来事への
呪縛とか、人物描写も多少似てるかも?

以前に比べ、こういう作品は苦手になってきた
のだけれど、面白く読めました。

「ひとりでいることを愛する、ひとりでいることの
大切さを知る、そしてまた個人的な営為である
読書を友とする人々にとっては、生涯忘れることの
できない傑作となるだろう。」

解説に書かれていたこの文章が最も気に入りました。

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「白いカラス」

監督: ロバート・ベントン
出演:アンソニー・ホプキンス、ニコール・キッドマン、エド・ハリス
(DVD)

コールマン・シルク、元大学教授。
あるひと言を口にしたために、大学教授の職を失い、妻も同時に亡くす。
フォーニア・ファーリーという無教養の30代女性と恋に落ちるが、
まったく不釣合いな二人は周囲の者にも反対される。
しかし、その恋はコールマンにとっては最後の恋だった。

コールマンはある秘密を持つことで、不自由な束縛された人生をおくる。
心に傷を持つフォーニアにだけ打ち明け、やっと解放されるのだけれど、
なんだかそれが痛ましく哀しいんだよね。

「哀しみは測れない」
という台詞があったけれど、その通りだと思う。
日本人にはきっとピンとこない難しい問題なんだろうな……。


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「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」

監督:ジョン・ポルソン
出演:ロバート・デ・ニーロ、ダコタ・ファニング、ファムケ・ヤンセン他
2004年/アメリカ
先日誘われてレイトで観て来ました。

さすがのロバート・デ・ニーロもジャック・ニコルソン、
ハリソン・フォードに負けているかも。
さて私は、過去のどの映画と比べているでしょう?
タイトルを書くだけでネタばれっぽいので
止めておいた方が無難かな……。
怖さを煽る描写が、あれもこれも似てるんですよねー。
ちなみに私がホラーの中でも最も怖いホラーだと
思っている映画にそっくりで、ハリソンさん主演の
某映画をちょこっと足したみたいなんです。

名優ロバート・デ・ニーロも名子役ダコタ・ファニング
に食われてしまったようです。恐るべしダコタ。
2時6分という時間が脳裏に焼きついたせいか、
観た日の夜中2時に目が覚めたのには参りました。
影響されやすい私……(汗)。

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