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「白いカラス」

監督: ロバート・ベントン
出演:アンソニー・ホプキンス、ニコール・キッドマン、エド・ハリス
(DVD)

コールマン・シルク、元大学教授。
あるひと言を口にしたために、大学教授の職を失い、妻も同時に亡くす。
フォーニア・ファーリーという無教養の30代女性と恋に落ちるが、
まったく不釣合いな二人は周囲の者にも反対される。
しかし、その恋はコールマンにとっては最後の恋だった。

コールマンはある秘密を持つことで、不自由な束縛された人生をおくる。
心に傷を持つフォーニアにだけ打ち明け、やっと解放されるのだけれど、
なんだかそれが痛ましく哀しいんだよね。

「哀しみは測れない」
という台詞があったけれど、その通りだと思う。
日本人にはきっとピンとこない難しい問題なんだろうな……。


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映画・テレビ」カテゴリの記事

Comments

Fさん、こんばんは。
お久しぶりですね。
コメントありがとうございます。

早速Fさんのサイトに跳びました。
いつもながらの読み応えたっぷり
見事な文章を拝見しました。
どんなに言葉を重ねても
感じたことは語れないと思っているのですが、
「悲しみの大きさは分からない」
がミソですよね。やはり。

私も、
どうせ分かってもらえない、と
自棄になったことがありまして。
誰でもいろんな悲しみを抱えて
いるはず、と悟りましたが。
あー、意味不明かも。
ごめんなさい(汗)。

Posted by: Katze☆ | May 13, 2005 at 10:47 PM

お久しぶりです。
このあまり見ている人も少ない映画を
ごらんになったんですね。
すごく面白いとかびっくりするとかいう
映画ではありませんが、
言われていることは切実なものが
ありましたよね。
劇中でも印象的なせりふがあって、
「他人には、人の悲しみの大きさは分からないからね」
・・・とあるのがミソだと思いました。

Katzeさんも、
「日本人にはきっとピンとこない難しい問題なんだろうな……。」
・・・といみじくもおっしゃってましたが、
むしろこの映画の言わんとしている事は
そこだろうと思いますね。
「わかってない」という事が「わかる」
・・・ということが重要で、
そこから始まるんだろうと思います。

Posted by: 映画館主・F | May 13, 2005 at 02:02 PM

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人間て複雑だ・・・。黒人でありながら白い肌をもって生まれ、黒人であることを隠しながら生きてきたコールマンと義父の虐待・夫の暴力・子供の事故死という不幸を背負い、その苦しみを誰にも打ち明けずに生きてきたフォーニアの恋の物語。苦しみという監獄から二人は解放されるのか... [Read More]

Tracked on May 30, 2005 at 05:47 PM

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