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森山開次「KATANA」感想

Katana
@札幌教育文化会館小ホール

微かに電子音、ノイズが聴こえてくる。
暗闇にぼんやりと浮かび上がる白い身体。
パッセの状態で静止した身体は、両手だけが徐々に
本当にゆっくりゆっくり上がっていく。
咳払いするのも憚られるような緊張感が会場に漂う。

最初は刀を鍛える様を表しているようでした。
次第に刀の形になっていく様子。
次は、光で囲まれた長方形の周りを能役者のように
独特なすり足で。その姿は、浮浪人が抜き身の刀を
手に歩き回るイメージでしょうか。

赤い椿の花が上からボタリボタリと落ち、開次さんが
中で踊る長方形を埋めていきます。
椿は花が突然ボトリと大きな音をたてて落ちるので
縁起が悪いと言われます。
鮮血の赤。血が染みこんだ椿の花。
身体は「死と狂気」をまとっているようでした。

最後は、白い大量の紙吹雪。
厳寒の冬。白い雪が降り積もる中、磨き上げられた
研ぎ澄まされた刀が白く閃くイメージ。

開次さんはアフタートークで、
「風のように水のように、流れるような動きが好き」
とおっしゃっていましたが、本作では筋肉を意識した
力の入った直線的な動きが多いように思いました。
約1時間の作品でしたが、観ている側も非常に疲れ、
終了後にドッと脱力しちゃいました。

アフタートークはとても興味深く、椿の花見をするとか
花を拾い集めてダンボール5箱にもなったとか、
面白いエピソードを聞かせていただきました。
ゆったりとした喋り方や表情がいいです。
ますますファンになって帰って来ました。
私が勝手にイメージしたことなので、的外れな感想
になっているかもしれません。
後で加筆訂正すると思いますが、まずブログに
アップします。

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