« 謹賀新年 | Main | 東京タワー オカンとボクと、時々オトン »

歓びを歌にのせて

Yorokobi
監督:ケイ・ポラック
出演:ミカエル・ニュクビスト 、 フリーダ・ハルグレン 、 ヘレン・ヒョホルム
2004年/スウェーデン

お正月に観るために借りた4本は
どれも当たり!でしたが、中でも
一番面白かったのがコレ。
5回繰り返して観ましたが、観れば観るほど
味が出るスルメのような映画でした。

世界的指揮者ダニエルはステージ上で倒れ、
医者に「心臓がボロボロだ」と言われる。
少年時代に住んでいた村に戻り、廃校を買って
住み始めたダニエルに「聖歌隊を指導して欲しい」
という声がかかる。
素人集団の聖歌隊のメンバーはそれぞれ複雑な
問題を抱えていたのだった。

ダニエルの夢は「人の心を開く歌を創ること」。
ダニエルが指導するようになってからのメンバーの
変化が面白く、音楽の力って本当に凄いと思いました。
自分の声に耳を傾け、自分を開放することの大切さ。
胸にわだかまりを抱えたままでは、歌声も揃わない。
人々の調和も生まれないのかもしれません。

20年間胸に溜めていた牧師の夫への想いを語る妻。
35年間、子供の頃から自分をいじめてきた人へ
涙ながらに怒り、不満を吐き出す男性。
少年時代からの恋心を告白するジイさま。
アル中の夫の暴力に苦しんでいるものの、怖くて逃げる
ことも出来なかったガブリエラが<自分の人生を生きよう>
と決意し、自分の道を歩き始める。
そして見て見ぬ振りだった周りの人達もそれを
応援するようになるのです。

このガブリエラがソロで歌う場面が感動でした。
歌詞、歌声共に素晴らしかったです。

そしてそして、天才的指揮者だったけれど愛を知らず
孤独を抱えたダニエルも、子供の頃にいじめに遭い
引っ越してしまったその村で、人を愛することを知り、
夢も叶えるのでした……。

子供のダニエルを抱き上げるのは大人のダニエル?
幼い頃に亡くなったお父さん?
冒頭、黄金色の穂の中でヴァイオリンを弾くシーンと
このラストは心に残る名場面だと思います。

(おまけ)小さい集団の中で人と人の間に生じる確執、
妬み、嫉妬、やっかみ、不安などは、スウェーデンでも
日本でも同じ!人間は皆、同じなんだな!


|
|

« 謹賀新年 | Main | 東京タワー オカンとボクと、時々オトン »

映画・テレビ」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/39855/13335628

Listed below are links to weblogs that reference 歓びを歌にのせて:

« 謹賀新年 | Main | 東京タワー オカンとボクと、時々オトン »