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武士の一分

Bushiichibun
監督:山田洋次
出演:木村拓哉、檀れい、笹野高史、桃井かおり
2006年/日本

藤沢周平原作の『たそがれ清兵衛』も観てるし、
『隠し剣 鬼の爪』も観てますが、一番好きなのは
この作品かもしれません。
『たそがれ清兵衛』も良かったけれど、
今回は木村拓哉が頑張っているし、
檀れいさんも可愛らしく、
お似合いの夫婦に一票。

いやはや、しかし、世の中の理不尽と不条理を
まとめて放り込んだような作品でしたね。

たかだか30石(って、どのくらい?)のお給料で
お殿様のお毒見役。
全く割に合わない仕事ですよ。

そして、貝の毒に中って失明という不幸の渦中に、
自分の立場を利用して部下の奥さんを騙したり
脅したりする卑怯な上司が現れ、

そしてさらに、おしゃべりで下品な叔母さんが
わざわざ噂を告げ口しちゃうってんだから、
なんとまあ……(絶句)。

でも世の中そういうもんかもねえ
と納得しちゃう私。

【武士の一分】を賭けて果し合いになるのだけれど、
現代に置き換えると『内部告発』ですか?
三村は圧倒的に不利な立場で命を賭けているので、
随分と重みが違うような気もするけれど。

「何も知らない方が良かった。」
「徳平に後を付けさせたのは間違いだった」
と一旦は言ったものの、
「いや、何も知らないアホのままでいい訳がない」
と思い直す三村。

私も、全くその通りだと思います。
理不尽と不条理を描いただけでは、
これほど美しい品のある作品にはなりません。
あのラストが良いです。

【おまけ】徳平役の笹野高史さんって、
なんて味のある役者なんでしょう。
ちょっと感動。

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Comments

みーちゃん、こんばんは。
笹野高史さん、1948年生まれですね。
ジジイってほどのお歳じゃないか。
失礼致しました。
脇役の桃井かおりさんも、こんなオバサン
その辺にいるよなあって感じでしたね。

たかだか30石の下級武士といっても、
徳平のような中間のいるお侍って、
大したものかも。

Posted by: Katze☆ | June 26, 2007 at 06:28 PM

ジジイ役がすっかり定着してるんだけど、実際にはまだお子さまも小さくてとても良いパパだそうです(*^^*)
脇役の演技がしっかりしていると作品自体がしまりますね。

Posted by: みーちゃん | June 25, 2007 at 08:41 PM

みーちゃん、こんにちは~。
この映画の笹野さんは、とても評判が良いですね。
こんなジジイなら、側に1人いてもいいな!
と思ったりして。
どんなにマズい飯でも、いいです(笑)。

Posted by: Katze☆ | June 25, 2007 at 06:20 PM

みーちゃんもこの作品を観てすっかり笹野さんのファンになりました。
気を付けて見てるとあちこちでドラマなんかにも登場して、イイ感じなんですね(^^ゞ

もちろん映画自体も気に入りました。

Posted by: みーちゃん | June 24, 2007 at 10:16 PM

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