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September 2007

東京下町殺人暮色

宮部みゆき著(光文社)

舞台は墨田川と荒川にはさまれ、東京湾を臨む
東京の下町。主人公は、八木沢順くん、中学生。
両親は離婚したので、父親の道雄と二人暮し。
家政婦のハナさんが強い味方だ。

読み始めてすぐに、前に一度読んでいることに
気が付いたのであるが、話の展開や結末は
全く記憶に無い(汗)。そんなんでいいのか?
ブログにも感想をアップしてたりして(冷や汗)。

ハナさんは側にいて欲しくなるような婆ちゃんで、
順くんは白菜漬けを漬けるのを手伝ったり、
家事大好きな中学生である。
そんな二人(3人)の穏やかな日々は、バラバラ殺人
事件が発生したことで……。

「人を疑う」ということがついて回る仕事=刑事。
そういう夫との生活に疲れ母親は出て行ったと、
縁が無かったのだと、何となく理解できるように
なる順くん。ハナさんの深い人生観や篠田東吾と
いう画家のお陰かもしれないね。

私の知り合いで、父親が刑事という20代の女性は
死体の写真を見ても全然平気とカラカラ笑っていたし、
警察の方と結婚した友達も、愚痴を聞いた覚えが
ないけれど、やっぱり色々と大変なんだろうね。

登場する「火炎」という東京大空襲を描いた作品は、
平山郁夫氏の「広島生変図」を思い出させる。
不動尊に替えて達磨。真っ赤は同じ。
宮部さんが生まれ育った街のお年寄りへの想いが
込められていそうだな。

總本家 永坂更科 札幌大丸店

Soba2
信州更科蕎麦。
店名には、下に「布屋太兵衛」が
付き長いです。
たれは甘口と辛口の両方
出てきますが、
どちらも濃い目。しょっぱい。
蕎麦湯で薄めて使用するのかな?
と思ったけど、そんなのアリ?
麺は茶色っぽい細め。

揚げたての天ぷらが美味でした。
揚げたては、いつでも美味しいよね。
確か1260円でした。
普段は、こんな高いお蕎麦は食べないんだけど。


東京都交響楽団 札幌特別公演

9月24日@kitara大ホール
指揮:小泉和裕
ヴァイオリン:樫本大進
コンサートマスター:山本友重

バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲 作品43
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
交響曲第5番「運命」 ハ短調 作品67

「のだめカンタービレ」は大好きな漫画で、
新しい巻が出ると欠かさず読んでいるのであるが、
玉木宏さんと上野樹里ちゃん共演で話題となった
テレビドラマの方は最初の3~4回観ただけ。
そのドラマに演技指導やら音楽面で全面協力した
のが、この東京都交響楽団らしいです。

プログラムを読むと、音楽評論家の奥田佳道氏が
「今、観客からの声援が一番熱いオーケストラだろう」
と書いてあります。

ヴァイオリンの樫本大進氏も最近話題の方らしく、
CDにサインを求める人で長蛇の列になっていました。

樫本さんのヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61は
ソリストの深い表現力が求められる曲だというので、
演奏中はちょっと緊張して聴いていました。

生で聴くのは初めてかもしれない「運命」がやっぱり
良かった。嬉しかった。
ン・タタタ・ターン。ン・タタタ・ターン。
「運命の動機」(って言うらしい。)

席は3千円のC席でPブロック。前から2列目。
ステージの後ろ側から観る席なので、クラシック
ファンには邪道なのかもしれないけれど、
予想外に楽しく、気に入ってしまいました。
チケットは安いし、指揮者は常にこちら側を見てるし、
すぐ目の前で演奏している姿を拝見出来ます。
影が薄い(?)ティンパニも、至近距離。
クラシックを聴いたら絶対眠くなるぞ!と思う人も、
この席だったら大丈夫かも。


 

アレッサンドラ・フェリ引退記念公演

NHK教育「芸術劇場」で、今年8月に東京文化会館で
行われた公演の模様を観ることが出来ました。
ゲストは相変わらず美しい吉田都さん。

アレッサンドラ・フェリ、名前は知っていましたが、
なんと44歳!二人の子持ち!ですって。
いや~、驚きです。とてもそんなお歳に見えません。
娘の10歳の誕生日を一緒に祝えるのが嬉しいと語る
フェリは優しいお母さんの顔なんだけど。

「技術的な面と表現力のバランスが一番良い状態の今、
身体に記憶として留めたままで引退したい」というような
ことを語ってらしたのが印象的でした。
ダンサーとして最も良い状態だと思うときに敢えて引退を
選択するんですね~。

「ジゼル」「ロミオとジュリエット」「マノン」。
私は「マノン」(沼地のパドドゥ)が一番好きかな。
あのツンツンヘアとかボロボロの衣装とか。
とても若々しくキュートに見えるような気がしました。
パ・ド・ドゥじゃなくて全幕で観てみたいな。

平成お徒歩日記

宮部みゆき著(新潮文庫)

現代ミステリーの方が有名だけど、江戸時代が
舞台の捕物や市井物も書いている宮部さん。
東京の深川(現在の江東区)出身。
「深川散策記」のウケが良かったので、
あちこち歩く散歩ものをやることに。
こういうのを読むと、宮部みゆきさんの
性格とか人柄が分かり楽しめる。

赤穂浪士が討ち入りのあと泉岳寺まで
引き上げた道筋とか、
「市中引廻しの上、獄門」のコースとか、
江戸時代の流人の島、八丈島を歩くとか、
なんだか可笑しいコースばかり。

宮部みゆきさんが育った深川が興味深かった。
東京にいた頃、私は新宿区に住み、東西線を
利用していたので、木場や東陽町や門前仲町は
電車で一本だったけれど、途中下車する機会は
無かったものね。
葛西や浦安までは行ったけれど。
今度東京に行くときは、下町を歩きたいものだわ。
それまでに江戸物の時代小説をいろいろ読んで。
有名な深川飯や柳川鍋を食べにいくぞー。


贅沢な悩み

体力アップとダンス上達のために。

1.体育館でマシントレ+スタジオ
2.カーブスでマシントレ+スタジオ
3.大手スポーツクラブでヨガとマシンとダンスレッスン

1が一番安上がりなんだけど、つまらないから
長続きしないだろう、きっと。

2は、女性だけのお値段が手頃なマシントレーニング
だけ出来るところ。

3は月会費や予算を考えると、スタジオ通いを諦め
なくてはならず。

あ~、贅沢な悩みなんだけど。
現在の身体の不調はヨガやボディコンディショニング
や整体といった感じのものが必要な気もするので
本当に迷う。

しかし、思うに、3年間お世話になっていた先生が
怪我のため復帰出来るのがいつになるか分からない
状況だったり、スタジオのレッスンを受けると頭痛に
なったり、発表会は真冬と真夏のどちらかだったりと、
まるで「舞台で踊ってみたいという夢は諦めなさい」
という天の声が聞こえてくるような……。

悲観主義?


ぼんくら

宮部みゆき著(講談社文庫)

主人公は同心・平四郎で、舞台となる鉄瓶長屋で
起こる日常や事件を集めた短編集のようなつもり
で読み進んでいると、あらま~!ということになる。

それぞれの事柄が一つのある事件に繋がっていて、
さすがにのんびりおっとりの平四郎も動かなくては
ならなくなり、嫌いな岡っ引きの力を頼らなくては
ならない。
どんな仕事にも苦労はあるというような平四郎の
感慨は頷ける。

平四郎も味のある男だけれど、周りを取り巻く登場
人物が皆、とても面白い。
美少年の弓の助や、おでこと呼ばれる少年の特技
には笑ってしまうし、中間の小平次や長屋で煮売屋
を営むお徳さんも、大人げないような気もするけど、
なんだか人間味があっていいわ~。
一人一人のキャラが立っているのが凄く好き。

「本当のことなんて、どこにあるんだよ」

宮部さん、「楽園」もそうだったけれど、この辺の
テーマが好きかもですね。

ステップファザー・ステップ

宮部みゆき著(講談社文庫)

宮部みゆき作品は昔かなり読んだつもりでいた
のだけれど、読んでいないのも結構ありました。
読んだはずだけど内容をすっかり忘れているのとか。
秋は、宮部作品に取り組んでみようかと。

両親がダブル不倫をし、それぞれの相手と
出奔してしまったので、ローンの残る新築の
家に残された双子の兄弟、直と哲。
彼らは二人だけで何とか生活を切り盛りしていたが、
そこに泥棒が落っこちてきた。
二人はその泥棒を脅し、二人の父親に成りすます
ように要求するのだった……。

まったく面白い設定を考えますね。>宮部さん
子供遺棄というと、あの「誰も知らない」を思い出す
けれど、比べるとまったく悲惨さがないのね。
まがりなりにも<家>という生活の場があり、
生活費は泥棒さんが稼いでくれて、
金持ちや悪人からしか盗らないという昔の義賊?
のような泥棒さんだし、3人の間には愛情らしき
ものも芽生えてくるのです。

血の繋がりはあまり関係ないんだろうね。
この辺りのテーマで、落合恵子さんの著作で
好きなのがあったんだけど、何ていったっけ?

魔笛

Magicflute
監督:脚本:ケネス・ブラナー
出演:ジョセフ・カイザー、エイミー・カーソン
   ベン・デイヴィス、シルヴィア・モイ
   リューボフ・ペトロヴァ、ルネ・パーペ
2006年/英国

以前NHK教育テレビで観たカナダ・ロイヤル・ウィニペグ・
バレエの「魔笛」が、極彩色の衣装とミュージカルのような
モダンバレエのような大変不思議な作品で面白かったので、
一度本物のオペラを観てみたいと思っているところに、
ケネス・ブラナーが映画化してくれたと聞き大喜びしました。

「やった!1,800円で見れる~」

生のオペラを観に行ったりしたら、一気に財布が軽くなって
しまいますからね。

「魔笛」はモーツァルトの晩年に作られた彼の最後のオペラ
であり、また彼の最高傑作とも言われている作品。
半ば破綻したようなストーリーだとは聞いていたけれど、
台詞のないバレエで観ると本当に訳わかんない。
それでも面白かったですけどね。
>上記のカナダ・ロイヤル作品

だから映画は台詞付きなのが嬉しいし、ケネス・ブラナーは
舞台を中世のファンタジックな世界から第一次世界大戦下
のヨーロッパに移し、平和への祈りをテーマにしているとの
ことで、分かりやすくなっていました。

といってもオペラを映画化しただけで、そのまんまオペラ。
出演者も全員オペラ歌手やミュージカルの役者で、
ザラストロ役のルネ・パーペは有名な方らしいし、
演奏はジェイムズ・コンロン指揮ヨーロッパ室内管弦楽団
ですって。音楽を聴くだけでも価値のある映画ですね。
歌は英語でしたけど。
有名な「パ・パ・パ」で始まる曲(パパパの二重唱)は、
こういう場面で使われているんだ~、とクラシック初心者は
妙なところで嬉しくなったりして。

モーツァルトの曲は胎教に良いというし、寝る前に聞くと
よく眠れるとも聞くし、私も気分が明るくなって帰宅しました。

熱中症?

今年の夏は暑さが厳しく、熱中症で亡くなられた
方も多くいらっしゃったようです。
私はダンスのレッスン行くと頭痛になる。
それもレッスン中じゃなくて、翌日に。
昨年は暑い時期はスポーツクラブに逃げていた
ので、今年ほど酷くなかったように記憶している。

熱中症の一種なのかな?と思っているのだけど、
一度病院で診てもらった方がいいのかな~。

毎回レッスンの翌日に頭痛が起こる訳じゃないし、
暑さへの耐性は個人によっても違うし、
その時の体調によっても違うらしいのだけど、
ほぼ毎日レッスンに来ている年上の方々や
2本続けて受けている人を見ると、なんでこんなに
体力の差があるんだろうって情けなくなる。

調子が良いので二日連続レッスンを受けに
行ったりすると、途端に不調で寝込んだり(涙)。

食事はちゃんと取っているつもりだし、
睡眠も多めだし。
以前、友人が
「ちょっと歩いただけで疲れて何も出来なくなる」と
言ったのを「おい!おい!」と聞いていたけれど、
こういうのって年は関係ないね~。
65歳以上の高齢者でも、毎日体育館に通って
運動しているバリバリ元気な方って沢山いたものね。

はあ~。愚痴でした。が、
週に何回かだけでもダンスが出来ることを
幸せに思うことにしよう。

ミア・アンジェラ

スパゲティにピザ、イタリアンは高カロリーなので
ダイエットの大敵っぽいですが、なんだか無性に
食べたくなり行ってしまいました。

ミア・アンジェラ大丸店
http:/www.eastone.co.jp

先日ランチで食べたヘルシーな十穀米のご飯と
チキンのソテーが美味しかったし、店の雰囲気が
良かったので、夜に来ようということになり。

相方は、お好きなパスタにプラス1,050円で
前菜とデザート、コーヒー付きのセット。
私は、ピッツァ マルゲリータと真だこのカルパッチョ。
ビールとワインを2杯ずつ。
二人で分けて食べましたが、十分な量でした。
ピッツァの大きさに、のけぞりましたモン。
久しぶりに大満足。
美味しいピザに舌鼓!
たまに食べるなら宅配ピザより、この店だね。

窓際の席はカップルに良さそうです~。
私たちは中央の席に案内されました。
ちょっとガッカリ。
色気より食い気って感じだったのね、多分。

Angela前菜
Angela2真だこのカルパッチョ
Angela4リガトーニのミートソースボローニャ風
Angela5昔流行ったティラミス
Angela3ピッツァマルゲリータ

熊谷拓明氏がミュージカル出演

昨年の9月に北海道ジャズダンス協会が主催した
「LIFE、LIVE & DANCE」という厚生年金会館
存続チャリティイベントがありました。
それにスペシャルゲストとして踊られた熊谷拓明氏
ミュージカル「pippin」に出演されるみたいです。
まさか同姓同名じゃないよね?

こちらで見つけました。
チャリティの時は、熊谷氏よりEXCEEDという
ユニットの方がインパクトあったんだけど、
10月の東京なら見に行きたいかも。
振付は上島雪夫氏だし。
うーん、10月!

長い長い殺人

宮部みゆき著(光文社文庫)

『理由』や『模倣犯』の原点といわれている作品
とのことだけど、登場人物の財布を擬人化(?)し、
財布に語らせているのが面白い。
連続保険金殺人事件を刑事、目撃者、探偵、犯人らの
"財布の目線"で描くミステリー小説。

WOWOWでドラマ化が決定していて、事件を担当する
刑事部長役を長塚京三、事件を独自に追う探偵役を
仲村トオルで、11月放送予定らしい。

財布の持ち主それぞれの個性、性格が財布に反映
していたり、職業と懐具合が比例していたりするんだ
けれど、一般的に見て世間は、そういうもの?
登場する警察やマスコミ、新聞記者、私立探偵など、
類型的な描かれ方のようにも感じる。
水商売の女性の財布は、ジャラジャラと飾りが付いた
派手なもの、堅実な主婦の財布は実用的なガマ口
付きの小銭がいっぱい入るものなど。

犯人は、本当に実在してそうなくらいリアルだ。
最近、おかしな事件多いし。
どこで、どういう動機で犯人たちが結びつき、
犯罪になるか分からない世の中。
ところで・・・・・・

・元プロ野球選手の新庄剛志さんは、一度着た
 下着は二度と身に着けないらしい。

・タバコを吸わず、昼はお弁当なので、小銭入れしか
 持ち歩かないと言っていた元・同僚。

・旦那は公務員。二つのパートを掛け持ちしていた
 パチンコ依存症っぽい主婦。
 マンションの管理費を滞納していることが判明。

・いつもブランド品に身を固め、お洒落している年齢
 不詳の主婦。20歳過ぎの息子が2人もいるのに、
 友人知人には「子供はいない」と言っている。
 ある日、650円のランチ代が払えず「貸して」と
 言ったのに驚く。

新庄サンの他は、私の周りにいた人たち。
こう書くとお金の使い方に、その人の性格が
表れているような気もするよね。
お財布にも反映しているのだろうか?
あまり人の持ち物などに興味がないので、
どんなお財布を使っていたかは分からない。
何度もお茶したことがある「貸して」と言った主婦は
もちろんブランド品だったので、インパクトがあって
覚えているけどね。

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