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僕のピアノコンチェルト

監督:フレディ・M・ムーラー
出演:テオ・ゲオルギュー、ブルーノ・ガンツ
2007年/スイス

測定不能なほどの高いIQの子供ヴィトスが主人公。
ピアノの腕前も天才的で、両親特に母親はヴィトスを
ピアニストにするのが夢。
しかしある嵐の夜、ヴィトスは頭を打ち脳震盪を起こし……。

絶対音感を持つ天才的ピアニストの生涯を描いた映画か
と思いつつ観ていると意外な展開に。
冒頭、プロペラ機を操縦する子供の姿に驚かされますが、
「空を飛ぶこと」が「心の自由」「精神の自由」を象徴して
いることが分かってきます。
ヴィトスがいつも枕元に置き大切にしている縫いぐるみが
コウモリなのも象徴的です。普通の鳥じゃないのが、
ちょっとへそ曲がりな天才児らしいところ。

特殊能力のある子供に自分の夢を押し付ける母親。
ヴィトスが好きなピアノの先生から引き離し、
愛するベビーシッターのイザベラはクビになり。
ヴィトスのことを思うあまりの行動なのですが……。

私は子供がいないので分からないけれど、
ダンスがめちゃくちゃ上手で可愛い顔した子を持つ親の
気持ちとかを考えると、ヴィトスの母親と共通するものが
あるのかも。ステージママとかいうヤツ?
でも、子供の長所や才能を発見したら、それを伸ばして
あげたいと思うのは仕方ないような気がします。

飛び級して年上ばかりに囲まれる孤独な学校生活は
観ていてとても痛いです。
先生を皆の前でバカにして退室を命じられるわ、
同級生はそんなヴィトスを転倒させようとするわ(泣)。

良き理解者で普通の孫として接するのが、
名優ブルーノ・ガンツ演じるお祖父ちゃん。
おじいちゃんはパイロットになるのが夢でしたが、
それがとても見事な伏線となっているように思います。

驚くことに、ヴィトスを演じたテオ・ゲオルギューは9歳に
して天才ピアニストと呼ばれ、ヨーロッパ各国で演奏を
行っているらしいです。

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