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セントアンナの奇跡

監督:スパイク・リー
出演:オマー・ベンソン・ミラー、マイケル・イーリー、
ラズ・アロンソ、デレク・ルーク

ある日ニューヨークの郵便局で、真面目な職員が
窓口に現れた客を射殺する事件が起きた。
前科も借金もない、定年間近の男が何故?
さらには、男の家から歴史的に貴重なイタリアの
彫像の頭部が発見される。
はたして事件の裏には、どんな背景があったのか?

舞台は1944年、第二次世界大戦中のイタリア、
トスカーナに遡る。「セント=アンナの大虐殺」という
実際に起こった事件をベースに作られた映画だそうです。
監督は、黒人の社会問題などを描くことで有名な
スパイク・リー監督。

この映画でも主人公は、過酷な最前線に送り込まれた
黒人部隊“バッファロー・ソルジャー”のメンバーです。
なので、スパイク・リー監督色の強い映画か
と思ったのだけど……。

アメリカ兵、ドイツ兵、反ファシストのパルチザン、
そしてファシストを支持する老人、パルチザンを匿う村人、
謎めいた少年などなど登場人物が多彩なので、
複雑でややこしいです。

当時のイタリア国内情勢やアメリカ内の黒人の状況を
まとめて語ろうとするので、むやみに長く、中だるみしてる
ように感じてしまうのかも^^;

でも、久しぶりに知識欲を刺激する映画でした。
当時のイタリアをもっと知りたいという気持ちに
なりましたよ。そしてラストには、感動の涙が……。

ドイツ軍は皆、悪党。アメリカ軍は善というように、
単純明快な描き方はしていません。
脱走兵や裏切り、少年と黒人の間に生まれる絆
なども描かれます。
もしかするとそれがスパイク・リー監督らしさ?

お正月にレンタルDVDで観て面白かったので
感想を書いてみました。

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