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ヒアアフター

監督:クリント・イーストウッド
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ
出演:マット・デイモン、セシル・ドゥ・フランス、フランキー・マクラレン
2010年/アメリカ

原題「Hereafter」

予告編を1回観ただけで、極力情報を入れずに
昨日、観てきました。

監督は「インビクタス 負けざる者たち」のクリント・イーストウッド、
今回もマット・デイモンくんが出演しています。
タイトルは「来世」とか「死後の世界」という意味。

映画の冒頭、東南アジアのリゾート地で買い物を楽しむ
人気ジャーナリスト、マリーが大津波に飲み込まれます。
人工呼吸と心臓マッサージで蘇生しますが、
そのときに見た不思議な光景が頭から離れず、
仕事が手につかなくなってしまいます。

主人公はマット・デイモンくん演じるジョージかな?
かつて霊能力者として活躍していたジョージは、今は工事現場で
働く肉体労働者。親しい友人や恋人もいない孤独な生活をおくり、
さらには職場ではリストラ対象者に。

手を握ると死者の声を聴くことができ、相手の秘密までも
分かってしまうジョージは、その特殊な能力をギフトなどではなく
「呪い」と思っています。それもそうでしょう。
人が記憶の奥底に沈めたはずの忌まわしい事柄も分かってしまう
のだから……。自然な関係を築けるはずもなく……。

過去にどれだけ心に疵を負い、どんな葛藤があったかは
一切描かれません。
が、マットくんは見事にその苦悩と孤独を演じています。
素晴らしいです!
壁際に寄せたテーブルで一人食事をする様や
大好きなディケンズの朗読を聴いたりする様子などから、
ジョージの心情が伝わってくるんです。
背中が、全体の雰囲気が語っています。上手いなあ。

もう一人の重要な人物は、双子の兄ジェイソンを突然の事故で
亡くしたマーカス。ロンドン在住。
亡くなった兄の方がしっかり者で、おしゃべりで、
いつも弟を支えていたので、内気なマーカスはショックが大きく、
兄の死を受け入れることが出来ません。

「死」を身近に体験したことから、上手く日常生活をおくれなくなって
しまった3人が繋がることで、再生の一歩を踏み出すお話なのかな。
スピリチュアルなことやパワースポットなどが話題の昨今。
この映画は、そういう意味では少し期待を裏切るかもしれません。
マーカスの場面では映画「シックスセンス」を思い出して、
勝手に緊張していましたが、怖いシーンは全くありませんでした^^;

大津波のシーンがもの凄い迫力です。
その恐ろしさが分かります。
製作総指揮がスピルバーグということで納得ですが、
スペクタクルな(?)シーンはここだけです。念のため。

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