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ナルニア国物語 カスピアン王子と角笛

原題:「Prince Caspian: The Return to Narnia 」

リーアム・ニーソンのファンになって、
彼の出演作を観まくっていて、
この映画もアスランの声を担当している
ので観た訳ですが、観るのは2度目。
前回と受ける印象が全く違いました。


前回観たのは多分公開時。
その時は、「ロード・オブ・ザ・リング」と
戦闘シーンがそっくりだし、4兄弟姉妹に
オーラがなく魅力に欠けると思ったのに、
真逆の感想です。

今回はピーター、スーザン、ルーシー、
エドマンドがそれぞれ魅力あふれる
キャラで、特にスーザンとルーシーが
とても可愛いと思えました。

この感じ方の違いは何故なのでしょう。
おそらく、ちょうどアイルランドの歴史に
興味を持ち色々と調べていた最中
だったからだと思います。

リーアム・ニーソンが北アイルランド出身。
この映画の原作者C.Sルイスもまた
北アイルランドのベルファストの生まれ。
なんという偶然!!

C・Sルイスは1898年にベルファストで
生まれ、1963年に亡くなっています。
1916年のイースター蜂起、そして
1919年に始まり1922年に終わった
アイルランド独立戦争の頃は、ちょうど
18~24歳です。
そして独立後も続いた内戦が
この作品に多大な影響を与えている
ような気がするのです。

難しくてよく分からないけれども、
さらにアイルランドの歴史をさかのぼると、
この映画のストーリーに実に似ている
ように思うのです。

ナルニア国が人間のテルマール人に
侵略されて絶滅したと思われていたり、
テルマール人は海賊の系列だ
というようなことが語られたり。

この映画を観ていて、とても悲しくなり
涙が出てきました。
人間は殺戮を繰り返すんだなあと。
歴史がそれを証明しているんだなあと。

無用な血を流すことを避けるため、
ピーターとミラーズが1対1で戦ったのに、
無駄になってしまいます。

カスピアン王子のプロフェッサーは、
ドワーフを母に持つ人で、王子が子供の
頃からナルニア国の話を語り、教えます。

「歴史上、最も崇高な矛盾を抱えた
王になるのです。
ナルニアを救ったテルマール人として」

プロフェッサーが王子に言う台詞です。
奥が深い!! と思いませんか。

「お小さい方」のニカブリクが白い魔女の
力に頼ってしまいそうになったのは、
「希望を捨てたから」だと彼の友達の
アナグマが言うのも印象的です。

やはり映画は1度見たきりでは分からない。
発見が色々あって面白い!と再認識。
そうそう、C・Sルイスと指輪物語の作者
トールキンは親交があったようなので、
似てしまうのも仕方ないのかな。

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