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淵に立つ

監督:深田晃司
出演:浅野忠信、筒井真理子、古館寛治

カンヌ映画祭「ある視点部門」で
賞を貰い、衝撃の問題作らしい
ので観ました。

町工場を営む平凡な一家に、
男性が一人住み込みで働き始めた。
それがきっかけで家族は……。

上に「平凡な」と書きましたが、
冒頭から不思議な家族だと
思いました。

食卓を囲む母親と娘が、
母グモが子供のクモに食べられる
話をしていたり、
妻に話しかけられても夫は
まともに答えないとか。

妻と子供は敬虔なクリスチャン
(プロテスタント)なのでお祈りを
しているけれど、夫は先に
黙々と食べていたり……。

利雄は章江に相談をせず
八坂を住み込ませるので、
ああ、それはダメだよ。
きっと何か言えない理由がある!
と思ったら案の定…でした。

「私を見くびらないでね」

八坂に前科があり、殺人罪で
服役していたことがあると知った
章江が、それを隠した利雄に
言った台詞です。

自分はプロテスタントだから……
という変な傲りを感じるこの台詞。
何か違和感を感じていたけれど、
思った通り章江は八坂と不倫関係に。

殺人の共犯者という過去の罪を
妻に知られることで
「本当の家族になった」と言う利雄。

親の罪や心の傷、トラウマが
子供にとても大きく影響するのは
当たり前というか防ぎようがない。

この映画では、親からの影響が
ひどく悪い形で表れただけ。
そう思う。

ラストはとても悲しいけれど、
最悪の結果だけれど、
ある意味、仕方ないんじゃないかな。

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