映画「さ」~「た」行

ダンケルク

試写会のチケットが当たり、観ました。
日数が経ってしまったので、
あまり覚えていないけれども、
頑張って感想を!

1940年のフランスの海辺の町
ダンケルクが舞台。
ダンケルクが町の名前だと初めて
知りました。
英仏40万の兵士たちがドイツ軍の
猛攻撃で追い詰められ、なんとか
撤退し生き延びようとするのですが。

民間の漁船や観光船など総勢
900隻が戦場へ向かうわけです。
そりゃ、無謀でしょ!って私のような
素人は思うけど、その無謀な作戦に、
民間人が協力するのだから、
凄いんです!!

大きな船は魚雷やら空からの攻撃で
あっという間に沈没しちゃうから、
結果的には作戦大成功になるのかな?
でも犠牲もとても大きい。

とにかく、心安らぐ暇を与えません。
あ~助かった~と思ったら、次は……
の繰り返し。怖いよ~。
ビクビクどきどきがずっと続くのだから
堪りません。
なぜ皆、微動だにせず観てられるの?

陸海空、三つの視点からの映像は、
空の戦いが分かり難かったです。
どっちがドイツ軍なのか?
英軍が誇るスピットファイア戦闘機は
5億円も掛けてレプリカを作ったそう
だけど。

んで、戦争映画は、主人公を見失って
しまうのです。顔がどんどん汚くなるし、
ヘルメットなどで顔が隠れるし……。
もう一度観れば、分かるかな。

「こいつは一言も喋っていないから
スパイに違いない」

フランス人兵士が危うく殺されそうに
なるシーン。
戦争になると、喋れない人には
さらなる受難が……。

監督:クリストファー・ノーラン
出演:トム・ハーディ、キリアン・マーフィー
2017年/米

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素敵なウソの恋まじない

「アバウトタイム愛おしい時間について」
のリチャード・カーティス製作、脚本。
原作はロアルド・ダールの絵本です。
「Esio Trot」(Tortoise 亀を逆から読む
とEsio Trot になります)

名優ジュディ・デンチとダスティン・
ホフマンが共演した素敵な大人の
恋物語。

イギリスの、とあるアパートに住む
ホッピーさんは階下に住む未亡人
シルバーさんに恋してる。

「亀のアルフィーが大きくならない」

とシルバーさんが言うのを聞いた
ホッピーさんは、彼女を幸せにする
ために一計を案じる。

北アフリカに伝わるおまじないを
毎日3回唱えると亀は大きくなるよ!

この嘘から始まったホッピーさんの
作戦は果たして……。


ジュディ・デンチ、ダスティン・ホフマン。
素敵に年を重ねている男女の役を
素のままで演じているみたい。
なんて可愛い恋なんだろう。
ハラハラどきどき、ユーモアもあって
とても面白かった!

大胆なウソで騙されていたのか?
騙された振りをしたのか?

「私はバカなの」というシルバーさんに
「ほかに素敵なところが沢山ある」と
言うホッピーさん。

ウソを言ったつもりがないのに、
ウソ言ってると思われたり。
プライベートなことを言わなくても
良さそうな場面で本当を強制されたり。
ウソOK!のはずが、ウソばかりと
言われたり。
ちょっとした誤解や聞き間違いでも、
ウソになってしまうし……。

先日は私が「子持ち」だと誤解された
恐れがある。2度と会わないから
いいと思うか、2度と会えないから
困ると考えるべきか……。

すぐ訂正すればいいだろ!って
言われそうだけど、それが出来ない
もんで・・・。言葉って難しい……。

2015年/イギリス
監督:ダーブラ・ウォルシュ

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ソムニア 悪夢の少年

夢を現実化させる能力を持つ
少年役を演じたのは「ルーム」で
世界的注目を集めた子役
ジェイコブ・トレンブレイ。

この子役が魅力的で、
興味深々で観てしまった。
怖そうなのに……。

8歳の少年コーディを養子に迎える
夫婦マークとジェシーの家には
一枚だけ、息子と三人で写した
写真が飾ってある。

息子ショーンは何故亡くなったのか?
冒頭のシーンが既に暗示している。
だけれど、私は恐々観ていたので、
種明かしまで分からなかった。

突如として現れる美しい蝶の群れ。
コーディが「キャンカーマン」と呼ぶ
怪物の正体は?

悲しい映画だ。涙が溢れた。
幼い子を残して逝く母親の
気持ちを想像すると、泣ける。

病気ですっかり痩せ細り、
変わってしまった母親は、
幼い息子に精一杯の言葉を
残したつもりが……。

悪魔の少年だから殺すしかない。
そんな短絡的な結論にならず、
本当に良かった。
何にでも原因と結果がある。

消えた女性、友達、夫、皆が姿を
現しハッピーエンドなら良いのに。


いきなり私の身辺の話。
やっぱり睡眠薬は頻繁に使う
べきじゃない! と思った。

高齢の父は睡眠薬を常用している。
夜間、尿意を感じてトイレに行くけど、
間に合わないらしい。
紙パンツを使用しているので、
畳を汚すことはないけど。

「薬を半分にしてみたら」と私が言って、
父が素直に半分にしたのは1回だけ。

ケアマネさんに「医者と相談したら」
と言われたのに、医師の前では
何も言わないらしい。
それは付き添う妹も同じ。

私は「何故言わん?!」
と不思議で不思議で!!!!

受診しても「変わりありません」と
言うだけで薬を貰って終わり。
なんでかな~???
薬って一度処方されたら永遠に
飲み続けるものじゃないでしょ?


出演:トーマス・ジェーン、
ケイト・ボスワース
監督・脚本:マイク・フラナガン。

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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女

「いやー笑えた!」「可笑しくて困った」

と、先に観た妹が言うので

「ホラーなのに、ミイラ映画のはずなのに何故?」

と観に行きました。

で、笑えたかというとサッパリ!!
ここは笑うことを期待している?もしかすると。
というシーンはありましたよ、確かに。
すっぽんぽんでご対面とか。

だがしかし、基本的には生き返ったミイラ、
ゾンビわらわらゾロゾロな映画なわけで……。

ゾンビものは怖くないと私は思うのだけども。
「笑える」と「怖くない」は別だわ~。

ちなみに妹が笑えたシーンが判明しました。

「最後の一つを譲ってくれてありがとう」
「もう一つあると思ったんだ」

これはトムさんの台詞を本心と受け取るか
どうかで変わってくると思います。

最後の一つを譲ったという事実、この重い選択を
相手の心の負担にさせないために言ったセリフ。
私はそう受け止めました。

もし仮に、「もう一つあると思った」のが真実だと
したら、ええかっこしいの男性は女性に、
その真実をわざわざ言わないような気が……。

なので、私はこのシーンで笑いませんでした。


トム・クルーズの映画では「レインマン」や
「ミッションインポッシブル」シリーズほか
色々良いものがあります。

今回は年齢の割に鍛え抜かれた体を披露し、
彼のファンには堪らないのかもしれないね。
続編がありそう。
悪のヒーローで大活躍って、そっちの方が
面白いかもしれません。

あっ。もしかするとこの映画を観た男性は
蘇った女性(二人)の美しさに目を奪われて
大満足な映画かも?!
ソフィア・ブテラは、な、な、なんと!
ダンサーだそうです。

眼球を2つにして、魔物感アップでイイ!!
「耳なし芳一」を彷彿させる体の入れ墨は
怖さ倍増でGoodです。
ホラーは観ないって決めてたのに…。
観ちゃった(汗)。お盆なのに……(汗)。

2017年/米

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天使の分け前

監督:ケン・ローチ
2012年/英
原題「The Angel's share」

暴力沙汰で正当防衛とはいえ、相手を痛めつけ
過ぎたロビー(ポール・ブラニガン)は、裁判に
かけられ、刑務所送りになる代わりに社会奉仕
活動を命じられる。
出産目前の恋人に免じての裁判結果。

社会奉仕活動で知り合った指導者のハリー
(ジョン・ヘンショウ)がウイスキーに造詣が深く
その奥深さを教えてもらったことからロビーは
人生の重大なターニングポイントを迎えるのだった。

「マッサン」人気でウイスキーの人気も急上昇。
この映画にもウイスキーのテイスティングの
シーンが沢山出てきます。
あんまり美味しそうに見えないのが難だけど。


名匠ケン・ローチ作品なのです。
いつもの重さの代わりにユーモアが。
でもやはり主人公は貧しい青年で。

100万ポンド以上の金額で稀少な
ウイスキーの樽を買えてしまう人がいる。
一方、スコットランドの若年失業者は、
夢も希望も無い生活。
それでもちょっとだけ、明るい未来を
想像できるラストなのです。

スコットランドと言えばキルト。
男性がスカートを身に付けることで有名
ですが、あんなに大変な衣服だったのか!!


ウイスキーの樽からは自然と1年に2%が
蒸発してしまう。それを「Angel’s share」
と言うそうです。

またまた色々教えていただきました。

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ツインズ・エフェクト

監督:ダンテ・ラム
共同監督:ドニー・イェン
出演:ジャッキー・チェンほか
香港/2003年

オープニングで本格的なヴァンパイア
アクション映画かと思ったら、
おバカな笑える、なんだか可愛い
アクション映画。

なぜツインズなのか!?
香港のアイドル、ツインズの2人が
出演しているからのようだ。

ジャッキー・チェンはすっかり脇役だった。
もう歳には勝てないってこと?
カンフー、ワイヤーアクションが盛り沢山で
笑える場面や可愛らしい場面もあって……。
かつてのジャッキー・チェン映画が好きな人
には楽しめると思う。

カザフ王子が結構好み。


ジャスティス

原題「・・・and、justice for all 」

監督:ノーマン・ジュイソン
出演:アル・パチーノ、ジャック・ウォーデン、ジョン・フォーサイス
1979年/米

こんな面白い映画を見逃していたのか……。
観ることが出来て本当に良かった!!
そう思った。

「ゴッド・ファーザー」のイメージが強烈でアクの強い
アル・パチーノが個性派弁護士アーサーに扮し、
アメリカ法曹界に問題提起している映画。

アメリカの裁判って、勝てばいいんだな
という印象だったけれども、
この映画を観るとその通りなんだよね。

いかにして陪審員を味方につけ、
いかに判事や相手弁護士と上手く取引するか。
そこが重要!!
「勝つか負けるか」になっている裁判。

「真実や正義を犠牲にしている」
「罪の有無に関係なく」
「簡単であるはずなのに」

資格はく奪されるかもと、犬猿の仲である
フレミング判事を弁護する羽目になった
アーサーの長い弁論(?)シーンが圧巻でした。


人種差別や偏見までもが絡むから、
複雑極まりないし公正でもないアメリカの裁判。
1979年の映画ですが、今でも同じなんでしょうか?
日本の司法制度は、ここまで酷くないよね?


トゥルークライム

監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、イザイア・ワシントン
1999年/米

「手遅れです」

……なんてことにならないためには、
この処刑方法はかなり有益なんだな。
絞首刑、電気椅子だとスイッチを押したら
即「死亡」でしょ。
誰が押したスイッチが死に至らしめたかを
本人にも分からないようにしているのは
日本の処刑とどうやら同じようです。
本で読んだだけだから本当の所は分からないけれど。

州によって死刑制度が残る国アメリカ。
こういう映画が普通に作られるのがイイと思う。
監督はクリント・イーストウッド。
やはりクリント・イーストウッド監督作品には
ハズレ無しかも。

自ら主演し、女たらしで酒浸り、家庭を顧みない、
ろくでもない記者役を演じています。

上手いなあと思うのは、スティーブ・エベレットという男や
その他登場人物の描き方。
ステレオタイプじゃないんだよね。

黒人男性の無罪を信じ奔走するスティーブは
「正義を求めて闘う」「正義のサンタ」ヅラしていません。
単に自分の勘を信じているだけなのが良いです。
でもその自慢の鼻と勘もハズレた過去があるんだな(汗)。

「今まで何をしてたの? どこにいたの?」

と死刑囚の奥さんから責められるんだけど、
それも尤もだ!と思ってしまうし^^;。

信仰心だけはあるけど、全く処刑される側の
気持ちを分かっていない不愉快な牧師も登場します。

処刑が実行されると、死刑執行に係わった人たちが
矢面に立たされ、人道的にどうかと問題にされることが
多いようだけども、それは違う、間違っているとも、
きちんと語っています。

今月の「ザ・シネマ」の「死刑囚特集」。
他の2作品も観なければ!!!


白い肌の異常な夜

監督:ドン・シーゲル
出演:クリント・イーストウッド
1971年/米

原題は「The Beguiled」
邦題はエロチックな映画みたいだけれど、
サスペンス映画です。
「BEGUILE」は、欺く・まどわす・楽しませるの意味。

映画を観た後だと、「どっちがどっちを?」と深読みする
意味深なタイトルに感じます。
あー、どちらかと言うとやはり惑わせられたのは
女性たちの方かな? うーん、でも……。

舞台は南北戦争末期のアメリカ南部。
深い森の中に立つ女性ばかりの学園が舞台。
そこに傷ついた北軍のマクバーニー伍長、
イケメンで口が上手い男性が運び込まれたことにより、
戦時中ながらも平穏な女性ばかりの生活は
次第に変化するのでした。

最初は「倫理観」から北軍兵士を匿ったけれども、
それを南軍への「裏切り」と感じる生徒もいるし、
愛情が芽生えると嫉妬や憎悪、疑心暗鬼も生まれ、
恐ろしい結末へと進んでいく訳です。

男性心理と女性心理が複雑に絡まりあったことから
生まれる恐怖、異常事態というよりも、
人間性の問題という気もしますが^^;。

戦争中だから、敵味方という関係だから尚更、
こういう異常な結末になるのかな?

ドン・シーゲル監督とクリント・イーストウッドは
何度も組んで名作が生まれているらしいです。
また新しい知識を仕入れました^^
観放題でなければ、わざわざ観ない映画だと思うので、
スカパー「ザ・シネマ」に感謝ですね。

 

セントアンナの奇跡

監督:スパイク・リー
出演:オマー・ベンソン・ミラー、マイケル・イーリー、
ラズ・アロンソ、デレク・ルーク

ある日ニューヨークの郵便局で、真面目な職員が
窓口に現れた客を射殺する事件が起きた。
前科も借金もない、定年間近の男が何故?
さらには、男の家から歴史的に貴重なイタリアの
彫像の頭部が発見される。
はたして事件の裏には、どんな背景があったのか?

舞台は1944年、第二次世界大戦中のイタリア、
トスカーナに遡る。「セント=アンナの大虐殺」という
実際に起こった事件をベースに作られた映画だそうです。
監督は、黒人の社会問題などを描くことで有名な
スパイク・リー監督。

この映画でも主人公は、過酷な最前線に送り込まれた
黒人部隊“バッファロー・ソルジャー”のメンバーです。
なので、スパイク・リー監督色の強い映画か
と思ったのだけど……。

アメリカ兵、ドイツ兵、反ファシストのパルチザン、
そしてファシストを支持する老人、パルチザンを匿う村人、
謎めいた少年などなど登場人物が多彩なので、
複雑でややこしいです。

当時のイタリア国内情勢やアメリカ内の黒人の状況を
まとめて語ろうとするので、むやみに長く、中だるみしてる
ように感じてしまうのかも^^;

でも、久しぶりに知識欲を刺激する映画でした。
当時のイタリアをもっと知りたいという気持ちに
なりましたよ。そしてラストには、感動の涙が……。

ドイツ軍は皆、悪党。アメリカ軍は善というように、
単純明快な描き方はしていません。
脱走兵や裏切り、少年と黒人の間に生まれる絆
なども描かれます。
もしかするとそれがスパイク・リー監督らしさ?

お正月にレンタルDVDで観て面白かったので
感想を書いてみました。

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